部活動の行方

今週のお題「わたし○○部でした」

部活動の指導が地域や諸団体といった社会体育?に移行されてきています。わたしの友人や教え子の中には、自分の経験してきた部活の指導者になる夢をかなえて教員になった人もたくさんいて、それこそ心血を注いで指導し、成果を上げていたりします。そんな同僚たちを見ると応援したくなるわたしです。

でも、思いもよらなかった部活動の指導を任され、朝も放課後も、そして土日も長期休みも拘束され、本来の業務もままならない…そんな同僚に会うこともあります。一時は、「自分の時間を大切にしたい」同僚と、「生徒たちのためだから」と献身的な同僚とが敵対する場に会うこともありました。

わたし自身は、初任校で文化部でしたが全国大会で上位を目指す部を指導していた時は、朝7時半から部活、放課後は7時まで、土日は朝から、長期休みも月~金部活という時期もありました。テストとテスト週間だけがお休みでしたが、生徒の方が一生懸命で、わたしも頑張るを得ないという貴重な体験でした。正直よい良い思い出しかないわたしはラッキーなのかもしれません。

あのころに比べると、先生方は新しい指導形態のためとかICTのために教材作りも大変でしょうし、生徒の個別対応に追われている気もしますね。部活の指導は重荷なのかもしれませんね。と、部活のない今の勤務先ではピンとこないですけれど。

指導が外部になることが、生徒にとってプラスになればいいことだと思います。もちろん学校の先生もそこに参加して、地域と一体化して盛り上げられたらいいですね。

以前ドイツに研修に行ったとき、部活動は地域に任されていました。場所は学校を貸してました。同じ感じになるんでしょうね。ドイツでは、職場体験とかインターンシップ、キャリア教育なんかは○○組合とか外部団体がやってくれていましたね。かなり分業されていて、先生方は教科の指導や生活指導に専念できているように見えて、羨ましかったです。日本もうまいこと協働できると、お互いにとってもいいんじゃないでしょうかね。