顧問の先生が怖かった……ので副顧問は天使のように

今週のお題「わたし○○部でした」

仕事柄自分が顧問になることも多いのですが、免許が商業ということで、副顧問で事務的な仕事を任されることもあります。

以前、全国的に活躍している部活動の副顧問を務めたときは、生徒たちにとっては顧問の先生は鬼か悪魔のように怖かったようで、その逃げ場のような役割をしていました。顧問の先生は本当はとても心配りのできる優しい先生であることは、生徒たちには内緒です(笑)。

叱ったり怒ったり、時には泣かせたり…そんな損な役どころを顧問の先生は一手に引き受けます。近寄りがたいオーラを放ちながら、一人一人の一挙手一投足に目を配り檄を飛ばします。時には、言いすぎたり、そこまで言うかあってこともあるわけですが、そこは計算済みです。

そんな時、副顧問のわたしはとにかく優しく、愚痴を聞いて、「それはこういうことじゃないかなあ。」なんてわかったような口を利く…。そんな日々が続きます。地方大会では優勝してあたり前、全国でどれだけ上にいけるか?それを目指した頑張りが続きます。休みなんてありません。全国あちこちに行かせてもらいましたねえ。

そして、晴れの舞台。活躍する生徒たちは、まるで別人です。いつも泣き言言ってる甘えてる生徒たちの姿は全くありません。同じ人物なんだろうかと信じられないときもあります。この日のために今までがあったのだなあと感じます。

そんな貴重でありがたい経験をしてきたわたしは幸せ者です。