「部活での経験が今の自分に繋がっています!」

今週のお題「わたし○○部でした」

1学年2クラスの小さめの地元の中学に入学して、音楽が好きだったわたしは迷うことなく唯一の音楽系部活だった吹奏楽部に入部するつもりでいました。「何部に入るんか?」と父に聞かれ、「そりゃあ吹奏楽部よ。」と答えたわたしに「はあ?わしの娘が吹奏楽?できるわけがないダメだ。」と激しく反対されました。まさか反対されるとは思っていなかったわたしは、部活に入ることをやめてしまいました。

部活は強制入部ではなかったのですが、全校生徒で入部していないのは、わたしを入れて、2人だけでした。父の反対を押し切ってまで吹奏楽に入部するほどは吹奏楽がやりたかったわけではなかったんですねきっと。でも、他にやりたい部活もなかったし、毎日早く帰って、本読んだり勉強したりしていました。

小さな学校なので、春には郡市の大会のために陸上部が、夏には水泳部ができるので、それに参加していましたが、結局なんの部活にも入らずに2学期が過ぎていきました。

2学期の終わり、保護者面談に母がやってきました。担任の先生が、「部活入りませんか?」と母に聞きます。それまで私も聞かれたのですが、何となく「はあ」とか「いや」とかごまかしてきましたが、母は「そうですよね。」なんて答えるので、何かに入らなくてはいけない感じになりました。

周りを見回すと、仲良しが卓球部にいたので、まあいいかと入部したのが、1月でした。卓球よりもスコアラーの方が得意なわたしですが、現在の通信制の体育の授業は卓球とバドミントンなので、生徒と一緒に卓球を楽しんでいます。ちょっと強いです(笑)。こんなところで部活が役立つとは…。

今思うと、両親も先生方も無理やり部活に入れようとせず見守ってくれたから、卓球部で楽しめたし、友達も増えました。今でも東京に出張した時一緒に飲みに行くのは当時の卓球部の友達だったりします。

あの時父の反対を押し切って初志貫徹で吹奏楽部に入っていたら、どうなったのかなあ?とかさっさと別の部活に最初から入ってたらどうなってたかなあ?とか考えたこともありますが、さっぱり想像できません。ただ、自分で決断して自分のために時間を使った経験は今でも活きているんじゃないかと思っています。なんたって、部活に入らず暇すぎて勉強していた時はずっと学年1番でしたからねえ。勉強は時間かければできるもんだなあと。でも今だったらゲームとかスマホとかで時間つぶしていたでしょうから、どうなっていたでしょうね。