やはり「芸術の秋」

今週のお題「○○の秋」

 1個前の今週のお題が「部活動」でした。テーマの中に「社会人になってからの部活動」っていうのがあったような。書きそびれていたので、そのネタも書きつつ、「芸術の秋」について書いてみたいと思います。

 社会人になったとき、私は19歳から始めたスイミングとハングル教室をそのまま続けていました。「運動系」と「勉強系」の習い事=部活動をしていたので、「なんか芸術系の習い事をすればバランス取れるなあ(何の?)。」と思っていたところ、高校時代の友人から「高校の時の先輩がフラワーアレンジの教室を始めるんだって。一緒に行かない?」と誘われ、そんなに知り合いでもない先輩のフラワーアレンジメントの教室に通い始めました。私は芸術的センスはほとんどないので、不安しかありませんでしたが、フラワーアレンジは法則さえ飲み込めればそこそこの作品を作ることができ、それは理系頭の私にはピッタリだったのです。

 一番苦手だと思っていた芸術系に数学の要素が入ることで、私でもきれいに花が生けられる。それは大発見でした。結局10年近く先生を変えながら続けた習い事で、自分の結婚式や友人の結婚式の飾りつけやブーケも自分ですべてやれるようになりました。今では、習っていませんが、花があればブーケやアレンジはできます。ただ、芸術的センスのない私は、花選びが壊滅的に苦手です。その点は最近はSNSで気に入ったアレンジを探して参考にしています。

 芸術的センスを少しでも育てるために、美術館などには時間があるときは足を運び、なるべく美しいものに触れる機会を作るように心がけています。子どもたちに私のセンスのなさが遺伝している可能性が大きいので、小さい頃から美術館や芸術的なイベントやコンサートやミュージカルなどきれいなものを一杯見せてきました。効果は…。

 長女は現在パラアスリートとしても活動しています。先日もオリンピックに向けた作品製作に参加していました。次女は音響の世界に興味があるようです。私にはなかった夢を持っている娘たちの将来を楽しみにしています。