初めて間近に見た100万円

今週のお題「100万円あったら」

テレビではよく見る帯の付いた100万円の束を間近に 初めてみたのは、丁度亡くなった父が40代後半のころのことだと思います。

父のボーナスが初めて100万円を超え、当時は現金支給だったのか、若しくは自分でおろしてきたのかは定かではありませんが、現ナマを手にした父がわたしたち姉弟を居間に呼び、帯の付いた100万円を立てて見せてくれました。今思うと何やってるんだ?って思いますが、当時の私は、「父さんすごいなあ。こんなに稼いで。」って思いました。そしていつか私も頑張って働いて、一度に100万くらいもらえる人になりたいなあと思ったものです。

その時父は、わたしたち姉弟に、「100万何に使う?」と聞きました。弟は「肉を食べる。」と、妹たちは「貯金する。」と言いました。わたしは「考える時間が欲しい。即答はできない。」と答えました。当時私は大学生、経済学部でしたから、お金の運用に興味がありました。どう増やすかって考えていたんだと思います。結局その答えを父に伝えることはありませんでしたが、投資したり株買ったりとかいうつもりだったんじゃないでしょうかね。今は絶対思いませんけどね。