20歳になった次女へ

今日は次女の誕生日です。コビットのさなか大学2年生になった次女は、入学後ほとんどオンラインの大学生です。家族と離れ離れの誕生日は2度目ですね。ネットでケーキは送りましたから、リモートで誕生会します。

次女は、20年前のソルトレークシティオリンピックの開会式の日に生まれました。予定日は11日だったのですが、建国記念日の祝日が誕生日だと学校でお友達に「おめでとう」って言ってもらえないから、平日に生まれてほしいなあ、できればオリンピックの開会式あたりに…と思っていたら、その通りに2月9日の朝に生まれ、主人は予定外に立会い出産して出勤していきました。出産のときわたしの足が攣ってしまって、吸引分娩となり、生まれてすぐは細長かった次女ですが、今はちょっとちびっこですが普通の女の子です。

わたしも主人も子どもを優しく明るく育てたいとは思っていなくて、健康でしっかり自分で判断して自分の意見を言える子に育てたいと思っていました。小さい頃からやりたいといったことはできる限り経験させ、親のわたしたちがやっといたほうがいいぞと思ったことも納得させて経験させてきました。傍から見れば甘やかしていると思われていたのかもしれませんが、やりたいと言えば、少々お金がかかってもやらせたし、ありとあらゆるイベントに応募して体験もしてきました。好奇心にあふれる子どもにすることが勉強を好きになるエネルギーになると、生きていく糧になると自分たちの経験で分かっていたので、そこは夫婦の意見が一致していました。

次女は高校も大学も自分の経験を活かし、自分のコミュニケーション能力で推薦入試で進学しました。次女の良いところをしっかり見てもらって進学できたことは親としてとてもうれしい事です。

背が低い事と、バレエの発表会で舞台で笑顔になれないこと、親や祖父母にも議論を吹っかけてくること以外はとてもいい子です。特にダウン症の長女にとっては一番の理解者であり、指導者でもあります。

この先、どんな不安や事件があってもこれまでの経験や知識で乗り越えていってほしいと思います。これからは同じ大人同士、お酒も飲めるし大いに議論していきましょう。とりあえず試験がんばって、3年生になってください。