初めての修学旅行を思い出してみる。

今週のお題「修学旅行の思い出」

 私が初めて修学旅行を体験したのは、小学6年生のときです。私はかなりの田舎に住んでいました。1学年1クラスで私の学年は24人。1学年上は27人くらいだったかなあ。1学年下は丙午だったので、16人くらい。

 そこで、修学旅行は町内にある6校の6年生が集まって、ごちゃ混ぜでグループを作ってバスに乗って隣の広島県に今で言う平和学習に行くのです。全部で、80名弱です。同様に5年生の時には、秋吉台で集団宿泊をしているので、何となく顔見知りな人たちな訳ですが、やっぱり最初はもじもじ…。でもあっという間に仲良しです。中学では大学の付属中学に受験して進学する1・2名を除いてほとんどの人が同じ中学に進学するので、力関係がその時にわかる感じなんですね。

 修学旅行は、1泊2日で、初日はフェリーで宮島に行って、観光の後お弁当を宮島で食べて、午後は原爆ドーム見学と資料館の見学です。初めて見るものばかりで、特に資料館の人形は衝撃で、夜寝られない人も…。

 バスガイドさんが、バスで「原爆許すまじ」っていう歌を歌ってくれるのですが、それが小学生には怖い…。

 ♪ふーるーさーとの町焼かれ 身寄りーの骨埋めし焼け土にー♪

って、想像したら、資料館の蝋人形を思い出して、更に怖さが増します。夜寝るときに、静かになったら、これを小さい声で歌うと、「キャー」って女子が叫び、先生に叱られる…これを数回繰り返すんです。懐かしいなあ。

 2日目は、マツダに見学に行って、下敷きもらって、帰りに錦帯橋に寄って帰ります。実は、時間が押してしまって、錦帯橋を渡る時間が10分しかなくて、ダッシュした思い出が…。向こう岸のお土産屋さんで、およげたいやきくんのお財布を妹にお土産に買って帰りました。最近までそのお財布が実家にありました。

 初日は土砂降りだったのに、2日目はお天気でした。私としては、集団宿泊や旅行で雨が降ったことは後にも先にもこの修学旅行の初日だけなんです。凄い土砂降りで、厳島神社が水没してました。

 んー懐かしい。