スキーと私

今週のお題「雪」

 雪国で生まれたのに、小さい頃に南国に引っ越してしまったせいで、初めてスキーをしたのは20歳の時でした。当時中学生だった下の妹と2人、県のスキー教室に参加しました。意外とすぐに2人とも滑れるようになったものの、その後スキーには行きませんでした。教員になってから修学旅行の引率や同僚とのスキー旅行で数回スキーに行きましたが、だんだん面白くなって、1シーズンに4・5回は行くようになり、スノボもやるようになりました。一番スキーをやっていたのは30代前半です。

 主人も一緒にスキーに行っていたので、子どもにもスキーをさせたいと、長女をスペシャルオリンピックスのスキープログラムに参加させました。6歳のときはじめてたくさんの雪を見て、とっても喜んだ長女を見て、私たちもとても嬉しかったことを覚えています。もちろん滑れるようになるまでは人の5倍くらいの時間がかかりましたが、1度も嫌だとは言わず、毎年冬のスキーを楽しみにしています。一緒に行っていた次女は、ライセンスを取るほど上手になり、スノボもやります。

 長女は縁あって全国大会に出場し、初心者のグループですが金メダルをいただきました。それが嬉しくて、長女は更にスキーが大好きになりました。来年はまた、全国大会出場に向けて頑張ると言っています。今度こそは世界大会に行けるといいなあと家族で期待しています。

 長女がスキーを好きな理由は、自分では速く走れないけど、スキーだと風を感じてすーっと走れるからなんだそうです。分かる気がします。私もスキーで滑るときの頬にあたる風が大好きです。そして、あのシュッという音も。でも、3年前から膝の調子が悪くて滑っていません。来年は復活したいです。

 24日が今季最後のスキーです。雪が降りますように!