あたりのきつい人っています

 最近世間をにぎわせている、教員の絡んだできごと。異動で新しい環境になり、なんと同僚が200人を超える大所帯となりました。私は、コミュニケーション障害なところがあるので、新しい環境への対応にはとても気を遣います。今回は、長女や私自身の知り合いもたくさんいる職場だったため、かなり助かりました。また、所帯が大きいのもいい。だって、はなからみんなとコミュニケーションは取れないですから。

 私が苦手としているのは、若手の男の人たちのからかい、女性たちの井戸端会議、男性の激高。この3つです。

 ほぼ毎日前方の席で、おとなしい男の先生に、ちょっと上の先生がアドバイスなのか何なのか、ちょっときついジョークを浴びせます。私はそういうのは嫌い…。なるべくそのおとなしい先生に全く別の話題で声をかけるようにしています。でも、私も根っからのコミュ障なので、それもストレスだったりもします。こうして文書にすると、大ごとそうだけど、そんなことはないですよ。社会一般でいえば、仲良くしている範疇なのだけど、私はそういうのが苦手なのです。きつい物言いがとても苦手です。

 私は、高校・大学と男子の多い環境で過ごしたので、女性とつるむことが苦手です。あっさりとした付き合いが身上です。よく冷たいって言われているようです。基本的に孤独を激愛しているし。だから、同僚や先輩に誘われてもあまり興味が持てないのです。かなり自分なりにエンジンをかけないと無理で、そこからくるストレスは、半端ないのです。

  読者の方々はもしかしたら気付いているかも。先月のまとめ、喜怒哀楽がなかったこと。実は書いたのだけど、悪口みたいな表現になっているのが気になってあげられず、削除してしまいました。気が向いたら書き直してあげておくつもりです。先月ちょっと同僚に激高され、久しぶりに心が「ペキッ」となりました。私の失敗なので、相手を責めることはできません。でも、部屋の真ん中でかなりの声量と激しさで口撃され、あとから、他の同僚から励ましや慰めの声をかけていただく始末…。情けない。私の特性として、叱られても響かないのです。失敗は大反省していて、二度としないように対策を講じて、申し訳ないことを伝えている時点で、私の中では事が終わっていて、「あー声大きいなあ。顔真っ赤だ。みんな見てるなあ。」なんて思ってしまう。それが、相手をさらに激高させてしまうようです。そんな自分が大嫌いで辛くなるのです。

  あたりのきつい人は苦手です。なるべくかかわらなくて済むように、日々頑張っています。でも誰かが餌食になっているわけで…。今回の教員いじめ事件で思ったのは、当事者とはなっていない50代の私たちが、ちゃんと助け船出さないとってことです。上司がきちんとサポートしてなきゃってことです。厳しいようだけど、職場全体の責任だと思います。私もその自覚をもって、頑張らないといけませんね。