「実家に帰って気づいたこと」

今週のお題「わたしの実家」

わたしの実家は、車で40分くらいのところにあります。隣の市になります。ちょくちょく帰れる位置にありながら、最近はご無沙汰です。今年80歳になる母と50過ぎた妹が2人で住んでいます。気ままな2人なので、とてもお気楽に過ごしていますね。

コビットになって、母がとても慎重になり、大好きな孫との行き来もほとんどなくなりました。年明けほぼ2年ぶりに次女を連れて実家に帰りました。もう何十年もあんまり変わらない実家の様子です。

佐賀出身の我が家は年始は「年取り」の行事から始まります。お屠蘇を注いで回るのは一番年下の役割です。つまりは次女の役割となります。朱塗りの器を手に、次女の注ぐ屠蘇をいただきます。その後、さきいかと昆布を箸でつまみ、塩をちょっとつけたものを手にいただいて、パクっと一口で頂きます。当たり前のように実家で続けられている行事です。元をただせば、佐賀の祖父母の家でも同じことをやっていました。当時は一番年下だったわたしがやったこともあるわけです。でも、こんな行事ってうちの実家だけなんじゃないですかねえ。

お雑煮は焼きあごだしの丸餅です。今年も母のお雑煮をいただいて、新年を迎えました。次女の元気な姿を母に見せることができてとても良いお正月を過ごしました。成人式の日には、次女の着物姿を見に来てくれました。とても幸せなことだなあって思いました。