うなぎのねどこ

今週のお題「間取り」

 就職しても実家から通い、家で何もしない私を見かねて、26歳の時父は私を追い出しました。で、教員アパートにずっと住んでいました。安いし、何より周りは同業者なので、心配がありません。どうせ昼間はいないんだし。

 ですが、街のど真ん中を横断して通勤するため、イライラがつのり、31歳の時、職場にすごく近い、安いアパートに住むことにしました。

 そのアパートの間取りがなかなかで、所謂「うなぎのねどこ」だったのです。玄関から部屋がずっと並んでいるつくりで、奥の部屋には前の部屋を横断しないといけない作りです。最初はなんだかおもしろい作りだなあと思っていましたが、慣れてくると掃除は一気にできるし、全開したらかなり広く使えます。一人で住むには快適でした。

 唯一、一番奥の部屋でゆっくりしているときに、宅配が来たときは、玄関が遠く感じてめんどくさくて、よく居留守使っていました。宅配さんごめんなさい。

 なつかしいですねえ。