小学４年生のある日の給食。献立はエビのケチャップ炒め（チリソース風）でした。山の中の子だくさんのわが家では、一度も出てきたことのないメニューに、ドキドキしながら食べました。「おいしい♬」
その数分後悲劇が訪れるのです。わたしの行っていた小学校では、給食後掃除の時間があったのです。その時のわたしの掃除場所は講堂（体育館はなかった）でした。
徐々に唇がむずむずしてきました。歯や舌でかゆみを紛らわせていましたが、とうとう出血してしまいます。舌の根元もむずむずしてきました。その頃のわたしは、突然「恥ずかしい」と思ってしまい、折りたたみ椅子がたくさんしまってある講堂の地下に隠れてしまいました。これが俗にいう「〇〇さん神隠し事件」（とは呼ばれてません冗談です）です。
結局出血が止まったところで出ていったところ、叱られましたよみんなに。給食って家で食べないものも出てきて、こうして体質に合わない食材が見つかったりします。それはとてもいいことだと思いますわたしは。その日からエビは食べません。人生損してますね。
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