読者70人!「人見知りですがよろしくお願いします。」

いやー長かったです。ここまで。

ありがとうございます。こんなつたないブログに読者様が70人もいてくださるなんて!読者が10人増えるごとに自分のことを明かしていくことにしているのですが、そんなに秘密も多くないのでネタが…。

わたしは恐らく楽観主義者で、あまり思いつめるほうではないのですが、最大の欠点が「人見知り」です。そして仲良くしたいなあっていう思いとは裏腹に、ヤンキー上がりの父譲りの睨み癖があるんですねえ。いい大人になった今でもそれは治りません。

人見知りのエピソードだけで1冊本が書けそうですが、自分でも一番情けなかったのは、6年前のドイツでの研修です。全国から成田空港に集まった先生たちとドイツに着いて、ホテルの部屋割りが決まって、食事が済んで、お風呂から上がるまで、丸1日あいさつ以外の会話が全くできませんでした。飛行機に乗っていた15時間は背筋を伸ばして一言もしゃべらずでした。今思うと笑えますが、一度黙ってしまうと、次の一言を話すきっかけが全然つかめなくて…。お風呂上りに同室の先生に突然自己紹介を始めて、その先生に「〇〇先生って無口で睨んでて怖いって他の先生と言ってたのに、すごく面白いんだね。」って大笑いされました。いいおばさんがこれじゃほんとに笑いものです。翌朝からは他の先生とも昔からの知り合いのようにバカ話をしていました。今でもわたしの人見知りはネタにされます。

いいことは一つもないので、娘には絶対遺伝してほしくないと思っていましたが、結婚相手も私を上回る人見知りであったために、娘たちは濃ゆい人見知りになると予想されたので、小さい頃からできるだけ人混みへ、そしていろんな人に会うことを楽しみにするように仕向けて行きました。それはわたしたち夫婦にとってはものすごく苦痛だったんですが、二人で「人見知り撲滅大作戦」として頑張りました。

自分たちの人見知りは相変わらずですが、娘たちは、自分が人見知りであることをしっかり自覚して、意識的に一歩を踏み出すタイプになりました。「よく観察してこの人だって人としっかり仲良くなれる」タイプです。だれとでも仲良くは、家族そろってできない性格ですが、つなぎたい絆は決して離さないタイプです。

読者様との絆も決して離さないでいきたいものです。