自由に働いてる妹を見ていると

わたしは1度の就職で大好きな仕事に就いたので、1つの仕事しかやっていませんが、3学年下の妹はもう数えきれないほど転職しています。リストラや会社が無くなってしまったり、健康の理由で退職したりと転職の理由は様々です。ここ数年はコビット対策のアルバイトを渡り歩いています。今はワクチン接種の接種券を発行したり、市民の質問に答えたりしてるそうです。その前は、GoToキャンペーンの周知のお仕事をしていましたね。

振り返ってみると、長女のわたしは自分のことに手いっぱいで、妹たちが将来のことをどう考えているか聞いたことがなかったのです。高校を受験するときに、わたしと同じ高校を受験した妹に、あー就職希望なんだなと認識したわけです。高校卒業時は自衛隊を受験した妹に、そりゃあもう驚きました。父は自衛官でしたが、わたしは自分の進路に自衛官なんて考えたこともなかったので、「えーなんで??」と質問したら「何となく」と答えが返ってきました。何となくで就職するなんて、しかも女性自衛官

2年務めて、退職金で東京の大学に通いだした妹にも驚きました。長女のわたしは奨学金と親の金で、留年までして進学していたので、本当に申し訳なかったです。喫茶店でアルバイトをしながら大学を卒業し、地元に帰って数年は中学の先生をしていました。そのうち、また何となく仕事を辞めてコンピュータの会社に勤め、そこが倒産して、職業訓練校に通い始めました。CADの資格を取って再就職し、そこの人員整理で希望退職し、それからは契約社員としていろいろな会社で働いています。

とても自由気ままな妹見ていると、同じ仕事をずーっと続けているわたしとは全く考え方も生き方も違います。でもだから仲がいいのかなあと思います。彼女が自由な働き方をしていたおかげで、入院しがちな長女の看病や療育も、スポーツプログラムへの参加も続けてこれました。長女の看病がいつでもできるようにと仕事を変えてくれたこともあります。長女にとっては第2の母親です。感謝してます。フリースタイル\(^o^)/です。

ところで、そんな自由気ままな妹を静かに見守ってきた両親は妹を上回る不思議な存在です。ふつう許さないよねって思う状態でも、本人の決めたことには意見は言うけど強要はしないというスタンスを決して崩しません。決して助けてもくれないし(笑)。わたしは真似できません。