そうめんが嫌いで

今週のお題「そうめん」

わたしはうどんは大好きだけど、そうめんは嫌いです。もう20年くらい食べていません。ラーメンもうどんも細麺が好きなのになあ(笑)。

わたしがそうめんが嫌いになったのは、母のせいです。小学生の頃の夏休み、1日も休まずお昼ご飯はそうめんだったのです。妹も弟もそうめんが大好きで、すぐ下の妹は今でも夏は毎日そうめんを食べています。幼いころの私には、そうめんって味がなくて、つゆの味しかしないじゃんって思っていました。まあ好きでも嫌いでもない感じで、毎日そうめんを食べていました。

そんなわたしに不幸が訪れます。ある日、申し訳なく思ったのか、母が「今日は特別おいしいつゆでそうめんを食べよう。」ととてもいい匂いのするつゆを出してくれました。わたしたちは大喜びで、つゆをたっぷりつけて食べました。食べ終わって、2時からのプールの準備をしていた時、わたしの口からぽたりと血が…。そういえば唇がムズムズす…そう思った時には倒れていました。

そのおいしいつゆは、さくらえびでとっただしが使われていたのです。エビアレルギーの私は、唇やのどを腫らし、気を失ってしまったのです。

そんな経験から、そうめんを見ると食べられなくなってしまいました。よく考えるとそうめんに罪はないのですが、どうしても食べられません。食べなくても困らないっていうのが正しいですね。ざるそばやざるうどんを食べておけばいいし、にゅう麺にすればそうめんだって食べられます。でも食べないけど。